ココロコネクトの原作を読み終えて・後編 [マンガ・アニメ]

どうも、こんばんは……と言っても、前編をうpしてすぐに後編もうpしたので……あぁ……前編の最初で挨拶してあるからする必要ありませんでしたね……


と!<ふうせんかずら>風に挨拶してみましたが、後編です。

前回は『アスランダム』に書かれていた内容についての感想がメインでしたが、今回は自分の自己満と、戯言たっぷりの考察というか、下巻の予想というか、そんなことばっかりです。
早速、以下から始めていきたいのですが、読みたくない方もいると思いますので白文字にします。気が向いたら反転させて読んでやってください。


文研部メンバーの記憶が消えないよう、もしくは思い出せるように何かを残す、というのは後輩2人組も協力しています。
彼らは最後の方で、「孤立空間」によって生徒がいなくなった学校を訪れていた伊織の母親と太一の妹の莉奈に、黒い粒を伊織と太一それぞれに渡しといてほしい、と。
で、「孤立空間」に向かうことを決意した文研部メンバー(後輩も含む)が学校にいる一方で、莉奈は自宅で、その黒い粒を渡すのを忘れたことに気付き、太一のノートに忍ばせる……まさにちょうどここで上巻が終了しています。

さて、この黒い粒ですが、昨日読み終わった後は、「うおぉー何なんだよ!!」って感じでしたが、今日この記事を書くにあたって改めて考えてみたら、比較的簡単に辿り着きました(それが正解とは下巻の発売を待ってみないと分かりませんが…)。


したがって、今後の個人的に理想的な流れも言いながら…(←完全な自己満www)
「孤立空間」で他の人達に起こっていた現象を止めることができ、なんとか現実世界に戻って来れ、<ふうせんかずら>をはじめとする<二番目>やら<三番目>たちも消すことができた。でも、その反動か何かは分からないが、文研部メンバーの記憶は消えてしまう。しかし、都合よく記憶が改変されているので、周りも自分たちも変には思わない日々が続く。

そんなある時、ノートを開いた太一が目にしたものは、黒い粒。
伊織も同じ頃に母親から黒い粒を渡される。「部活の後輩から…」という言葉とともに。

記憶改変後、何の部活に入っているのかは分かりませんが、「そんな後輩いたっけなぁ?」と訝しがっていたところ、偶然にも同じく黒い粒を発見した太一と話すことになり、2人で調べ始める(記憶が改変された2人の関係がどうなっているのか難しいところですが、敢えて置いておきます)。


そうして辿り着いた黒い粒の正体は………


「ふうせんかずらの種」


しかないんだろうなぁ。実際には白いハート型の模様もあるみたいですが、黒い種ですし。
そもそもこの現象は何で始まったのか、元凶は何か。<ふうせんかずら>。
だから、現象の終わりも、記憶を取り戻すのも「ふうせんかずら」。もはやネット上ではこんなことすでに言い尽くされているのかもしれませんが、それらは見ますまいww

で、まぁ、なんやかんやあり記憶が戻り、全ての関係が元通り……となればいいのですが、周りの改変された記憶はどうなるのだろうか。文研部メンバーだけがいきなり記憶戻ったら、絶対に矛盾が発生するだろうし。

とりあえず、ここまでの流れは鉄板だとしても、個人的には実は後輩2人組の記憶は消えずに、改変もされていなかったっていう感動オチがほしいところですw

とにかく自分のこうした考えの答え合わせも含め、下巻の発売が楽しみです。


ところで話は変わりますが、文研部メンバーの現象の元凶となっていた<ふうせんかずら>って、そもそもどんな花なのかを調べてみたところ、あのハート型の実を見て楽しむ植物だそう。また、ハート型の種子から「Heart Pea」とも呼ばれるそう。
だから、「ココロ」コネクトなんですかね。あくまで推測の域を出ませんが。内容も、メンバーの心情変化とかがメインの話でしたし。
ちなみに、花言葉は、「永遠にあなたとともに、多忙」
前者は恋愛模様にかけているとしても、後者はもうホントに、<ふうせんかずら>のせいで文研部メンバーは多忙を極めましたしねww

なんというか、前後編と無駄に語ってしまい、こう書き終えてみると若干恥ずかしいですが、「自分の意志で」記事に残しておこうと思いました。
………いや、偉そうなこと言ってすいません、はい…。
ここまでの予想やら何やらが全くの見当外れだったら、画面の向こうで嘲笑ってやってくださいw
もはや、こうして語り酔っている自分自身にすら嘲笑が出ますwww


そして!
できれば、ニセランダム以降もアニメ化してもらいたいです。
ゲームでは先行的に後輩2人組が動き、喋っておりましたが、もう、とにかく紫乃ちゃんが可愛い!
唯×青木の進展具合もアニメーションとして見てみたいです。この2人、本当に好きです。

さてさて、こうして無駄に語ってきましたが……、

アニメが終わってしまってミチランダムのイベントも行けずにBlu-ray待ちですが、ゲームをひと通りプレイして、こうして原作をぶっ通しで読んで改めて思ったことですが、

自分は本当にココロコネクト好きなんだぁ、と。

この一言に尽きます。
だからこそ支離滅裂しながらもここまで書いて、さらに記事としてうpしようと思ったのだと思います。

あと、周りにこういう話できる人がいないのデース\(^o^)/

以上!
ここまで読んで頂きまして本当にありがとうございました。


ところで、
修論の追い込み時期なのにこんなことしてていいのですか?





つまんねーこと聞くなよ!!
(これを言わないと終わる気になれません、すいませんでしたwwwww)

おわり

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ココロコネクトの原作を読み終えて・前編 [マンガ・アニメ]

どうも、こんばんは。
いやー、最近本当に寒くなってきましたねー。

(前置きをぐっと堪えて)

さて、長文覚悟なので、早速本題に入りたいと思います。
ここ最近、ココロコネクトの原作をひたすら読んでいました。その甲斐あって……昨日とうとう既刊の中で最新の、

『アスランダム 上』

を読み終えました。
これで、『ココロコネクト』シリーズを一通り読み終えたことになります(短編集第2弾『ステップタイム』については、『アスランダム』の伏線だけ張ってあった最後の藤島さんと文研部後輩2人組の話だけ読みました)

ここに至るまで自分の中で色々と葛藤がありまして、本当だったら「アニメを見るまでは原作は読まない!」って決めてたのです。アニメが終わった後も原作が気にはなっていたのですが、我慢して、他のアニメとか見ていたら先を読みたい欲も薄らいでいました。
しかし、先日発売されたココロコネクトのゲーム、「ヨチランダム」をやっていたら、楽しくて楽しくて、ひたすらやっていたら、先を読みたい欲がふっかーーーーつ!
しかもその起爆剤は……青木ルートのHAPPY END
エンドロールの後の、エピローグ見たら、もうね。原作での青木×唯の関係が気になって気になって…。


と言うことでですね、アスランダムまで読んできた感想やら今後の予想っぽいことを書いていきたいのですが、ネタバレ満載で書くつもりです、むしろそうしないと文章が成り立ちません!
なので、原作未読、読んでる途中の方々は注意して下さい。
あと、これらはあくまで私個人の盛大な主観ですので悪しからず…。そして、こういう感想を書く時は、あらすじを先に書いてから、って流れの方がいいのかもしれないけど、あらすじを書くのが苦手なのと面倒なのでそれは省きます。さらに、何度も読み返したわけではないので、読み違えてる部分もあるかもしれません。
と、こうした最大の保険をかけつつ始めます…w




以前、アニメの感想を書いた時に、ココロコネクトは個別でまた感想を書きます宣言してたのに結局書いていません。いや、ホントは書きたいのです。アニメ+原作合わせた感想を各現象で書きたいのです。

…が、すいません、今はそんな時間が…(言い訳)。


ということで、アスランダムについてが中心になります。



アスランダム



今回も基本は鬱展開まっしぐら。いつも以上に。多分、下巻では光が見え隠れするんだろうけど、上巻読んだ限りでは、ずっと鬱展開が続いて、光は「孤立空間」にあるんじゃないか?ってだけでお終い。起承転結でいうと、転の前で終わったという感じでしょうか。


そんな感じでしたが、先に結論っぽいことを言ってしまうと、「孤立空間」という別次元の世界(実態はまだ分からない、下巻で明らかになるはず。とりあえず、主に1、2年生が閉じ込められ、文研部メンバーは今まで現象との関わりが深かったため、影響が出ずに現実世界に残る形になっています)が出てきたことによって、いきなりスケールが拡大しすぎてしまいココロコネクトっぽくない。

アスランダムより前のココロコネクトは<ふうせんかずら>という人外の存在が起こす非現実的な現象が、いわば現実世界という地に足の付いた世界で起こっている状況に面白さを感じていました。
それがいきなりファンタジー色が増したというか、方向転換したというか…。シリーズ当初から別次元の世界の存在もあったなら違和感を覚えずに読めたのかな、と。

でも、裏を返せば、そんな人外の存在である<ふうせんかずら>がいるので、ある意味何でもありだし、「孤立空間」という世界の存在もあり得る話で、その前までのココロコネクトの世界観も残っていたし、全体的にはもちろん楽しく読めました。

今回のキーマンはどうやら、太一の妹・莉奈っぽいですね。ちょいちょい、彼女の視点からの記述もありましたし、彼女と太一のやり取りを見て他の文研部メンバーも「孤立空間」へ行くという決意が固まった。そして何より最後の最後で次回への伏線を張ったのも彼女。
この伏線については後ほど触れます。

さて、そんな文研部たちが経験するのは、過去に彼らも経験した「人格入れ替わり」が陸上部2年5人、「欲望解放」が1年男子4人に起こるという状況。さらに文研部2年には、記憶が消える「記録抹消」が降りかかる状況。
まず、前者の現象は<三番目>たちが何か企みがあって行なっているらしい。後者の「記録抹消」は本当なら現象が終わる度に<ふうせんかずら>が行なわなければならなかった後処理(?)だったらしいのだが、<ふうせんかずら>が「文研部メンバーが『面白かった』から」という理由で怠った(?)ために、他に出てきた<三番目>たちが強行しようとしているもの。この「記録抹消」が行なわれると、文研部メンバーが、今まで起こった現象の影響で積み上げられた記憶(物理的なモノも含めて)が全て失くなるらしい。その1つの事例が、ニセランダムでもあった唯と太一の一時的な記憶喪失状態。だから時折、文研部メンバーはお互いの名前が出てこなくなったりしています。

もう、ホントに絶望的ですよね

しかもこれをミチランダムで最後だと言っていた<ふうせんかずら>が現れ、<ふうせんかずら>の口から上記の内容を一通り説明されるという……ホントにどこまでも絶望的

かと思いきや、<ふうせんかずら>がここに来て「協力しませんか?」と。いや、前回くらいから徐々に心変わりっぽいことになってたから、読みながら「もしかしたら…」と思ってたけど、まさにその通りに。なんでも、文研部メンバーの記憶が消えると同時に<ふうせんかずら>からもその記憶が消える、のだと。だから、<ふうせんかずら>自身も「面白かった」文研部メンバーの記憶を消したくない、利害が一致してる、ということだそうな。

しかしまぁ……とうとう<ふうせんかずら>がこの現象を起こした根本を語りましたね。彼らにとって実験だそうですが、根本的な部分は、

……僕達は人間になりたいんですよ(344ページ。一応ネタバレ防止のため白文字に)

なんだと。
これについてのより深い部分は下巻で明かされるのかな、気になるところ。



「記録抹消」



現象の影響で得た記憶は全て消える。
つまり、伊織は「わたし」が分かり始めたり、太一と稲葉が付き合ったり、唯と青木が付き合ったり、その他諸々の記憶やモノが全て消えて、でも、それらに矛盾が発生されないように周りも含めて全ての記憶が改変されるらしい。ただ、モノに関しては、<ふうせんかずら>たちが恣意的にできるっぽく、場合によっては残ることも…?ここら辺の線引はわからないのですが、写真やら日記のようなあまりにも直接的なものは無理なよう。
だから、もし記憶が消えても、その残ったモノで思い出せるように何か考えといて下さい、ってのが<ふうせんかずら>の提案。

すでに文研部メンバーが一瞬記憶を忘れる現象が起こっており、伊織が、

「いやぁ、皆々様方は誰なのかなぁ~? って」(125ページ)

と言っていたり……。そんなのを目にして平然とはしていられない文研部メンバーだけど、色々と対策も練っている状況。

ここで、1つ疑問。現象に関わる記憶が消えて、都合のいいように改変されるのは分かる。
でも、お互いを忘れてしまう、までは行き過ぎなのでは、と。だって、現象があったから文研部ができたんじゃなくて、文研部ができてから現象が起こるようになったのだから。つまり、記憶が改変されてそこまで仲は良くないかもしれないけど、名前まで忘れることにはならないんじゃないかなー、と読んでて思いました。
ただ、2年も一緒なのに何でそこまで仲良くないんだ?って疑問を持たれたら、思い出してしまう可能性もあるから、文研部そのものの記憶を消す、ってことなのかも。

何にせよ、文研部メンバーのここまで築き上げてきた関係の記憶が全て消えるのは、一読者としても辛すぎる…。

と、ここで、先に挙げた伏線。といきたいのですが、この時点ですでに文章量がとんでもないので、

後編へ続く

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