みのりん(とらドラ)の名言 [マンガ・アニメ]


6月に入りました。
2012年も着々と折り返し地点へと向かっているわけですね。

先日、Twitterのとらドラ名言botでみのりんの「ふっざけんな!あたしの幸せは~~~」って台詞が流れてきたので、思わずRTしてしまったのですが、試しにWeb検索をかけてみたら、な、なんと!

このようなブログを見つけました。

【近現代史を学びたい! : 『とらドラ!』の思想(1) 「ふっざけんな」の衝撃】 http://blog.livedoor.jp/apres1945/archives/1237877.html
※(18)まである

いや、ほんと、みのりんの行動原理をここまで分析していてすごいです。
それも感想とかそういうレベルじゃなくて、根拠となる理論など用いながら、細かく分析していて、大きく納得するところも。

最後のまとめの章で、

>私は、『とらドラ!』第23話におけるみのりんの「ふっざけんな」発言を目の当たりにしたとき、衝撃のあまりいてもたってもいられなくなり、その後数ヶ月にわたって、『とらドラ!』をめぐる哲学的思索に明け暮れた。そして、長期にわたって放置してきた自分のブログを改装し、喫緊の課題である昭和初期思想史の研究をも放り出して、この6万字にも及ぶ長大な論文を執筆してしまった

と書かれていて、思わず笑ってしまいました。
でも、それだけ、みのりんの行動は人の心を突き動かすだけの何かが存在していたのでは。

冒頭で、

>アニメ『とらドラ!』はフィクションであり、その登場人物は現実には存在しない。けれども、フィクションにおいて描かれた世界は現実の世界と一切無関係である、ということにはならない。作者はフィクションという媒介を通して、作者自身の願望、思想、社会認識などを間接的に表現しようとする。

とあり、かくいう私も、今まで見てきたアニメの中には、観賞後に色々と考えさせられるような作品もありました。
その筆頭としては、毎年2~3月頃に観賞することが恒例となっている「CLANNAD」や、昨年非常にハマった「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」、意外と「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」(アイデンティティと絡めて考えることもできる)など。
特に「あの花」は、結構本気で考察したいと考えているのですが……それはいずれ。

6万字もあった論文でしたが、自分の趣味の範疇ということもあり、あっという間に読み終わりました。
欲を言えば、亜美の別荘で竜児とみのりんが幽霊の話をしていた場面についても論文中で触れてほしかったなー、と。一番好きな場面ってのもありますが、彼らの「幽霊=好きな人」ってのはここから始まっていたような気もするので。

さて、ここからは完全に個人的なことですが…、

論文執筆者も書かれていましたが、みのりんは特に人気のあるキャラでもなく、
>キャラクターデザインの面から言っても、小柄で可愛らしい大河や、セクシーな肉体を誇る亜美と比べて、みのりんはこれといった特徴のない地味なキャラである。

ということではあるが、自分の中では……かなり上位です。
初めて「とらドラ!」を見たときからメインヒロイン3人の中で一番好きでしたが、この論文を読んだことによって、むしろ順位上がったと思います。

そんなこんなで、早速「とらドラ!」2周目に突入しました(笑)

おわり
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